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どこからTOEIC英語学習をはじめていいか分からない方へ

対象:英語が苦手であり、かつTOEICBridgeテストを受験しようと思っている方。TOEICBridgeテストの勉強法や問題集が知りたい方向け。
英語が苦手な人でTOEICの勉強をこれから始めようと思っている方は、TOEIC公開テストではなくて、TOEICBridgeテストを受験されることをお勧めします。
というのは、TOEIC500点未満の方で自分の実力が知りたいという方は、TOEICBridgeテストで十分わかるからです。
市販に売っている、模擬問題が何回分か付いている教材を購入して解いてみるのもいいでしょう。
もちろん、試験慣れするためや点数が正確に出るTOEIC公開テストを受験されるのも良いでしょう。
ですが、私がTOEIC初心者の方に対して、TOEIC公開テストをお勧めしないのは、TOEIC公開テストはTOEIC初心者にとってかなり難しいからです。
そして、挫折してしまうかもしれないからです。
なので、私がする提案はこちらです。
TOEICBridgeテストで150点取得(TOEIC公開テスト点数換算で470点)できるレベルになったら、TOEIC公開テストに移りましょうということです。
TOEICBridgeテストは英語が苦手な方やTOEIC初心者にはもってこいのテストです。
なぜなら、基礎をおさえていれば必ず点数が取れるテストだからです。
しかし、基礎をおさえていない場合、難しく感じるかもしれません。
ちなみに、私はTOEICBridgeテストから入りました。
当時は340点だったので、自分にはぴったりのテストでした。
そして、普段の勉強の力がついているかどうかの確認のためにTOEICBridgeテストを時間を測って解きました。

TOEICBridgeテストの問題集や勉強法

私であれば、TOEICBridgeテストのために何か特別な勉強をしたのかと言われればNOです。
私は、TOEICBridgeテストのための対策は必要ないと考えます。
じゃあ何をすればいいの?とうことを紹介していきます。
TOEICBridgeテストの問題集
私が実際に使った問題集はこちらです。
「受けてみよう!TOEICBridgeテスト完全模試3回分」
この本は本番に似たテストが3回分載っています。
載っている内容は、基礎レベルの内容です。
なので、当時340点だった私は少し難しく、ぴったりのテストでした。
私であれば、3回分中2回分解きました。
この2回は、ある程度勉強時間がたまってきた頃に1回目を受けました。
また、次もある程度勉強時間がたまってきた頃に2回目を受けました。
正確に1時間測ってときました。
TOEICBridgeテストやTOEIC公開テストは、毎日2時間勉強しても1ヶ月やそこらで点数が大幅に上がるテストではありません。
TOEIC満点講師TEX加藤さんはTOEIC公開テストの点数を100点上げるには、200時間~300時間必要であるとおっしゃっています。
毎日2時間勉強したら1ヶ月で60時間なので、早い人で3ヶ月~4ヶ月でようやく伸びが実感できるのです。
問題を解き終えた後は、必ずTOEICBridgeテストとTOEIC公開テストの点数換算表を見て、自分が今どのくらいのレベルなのかを確認してください。


この図は、TOEIC公式サイトに載っているものです。
ここには、TOEICBridgeテストで150点取得した場合に、TOEIC公開テストに移行することが良いと書かれています。
私の場合は、TOEICBridgeテスト140点台で、TOEIC公開テストに移行しました。
問題集に関してはこれだけでいいと思います。
「え?これだけ?」と思われた方がいるかもしれません。
私はTOEICBridgeテスト対策のために何か特別なことをする必要はないと思っています。
TOEIC公開テスト対策がTOEICBridgeテスト対策だからです。
なので、教材を購入するときは、TOEIC公開テスト対策の教材を購入しましょう。
英語が苦手な人やTOEIC500点未満の方に紹介したい基礎文法本
英語が苦手な人やTOEIC500点未満の方に紹介したい文法本は3冊あります。
①中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
②新TOEICテスト英文法をはじめからていねいに
③1億人の英文法
私がTOEIC初心者にお勧めしたい基礎文法書はこの3冊です。
この本は、基礎文法(中学文法+高校文法)が載っている本です。
なので、中学文法・高校文法に不安がある方やもしくは、英語学習をやり直したい方向けです。
①の中学英語をもう一度ひとつひとつ分かりやすくは、中学文法が1から載っています。
②の新TOEICテスト英文法をはじめからていねいには、中学文法+高校文法が載っています。
③の1億人の英文法は、基礎文法全てが載っています。
①、②の教材は点数を大幅に上げるために必要な基礎文法事項が載っています。
もし、基礎文法を理解しないで、TOEIC公開テストを受けても点数はあまり伸びていないと思います。
伸びたとしても、少ししか伸びていなくてすぐに伸び悩みがくるでしょう。
なぜなら、TOEIC500点~600点未満(リーディングパート300点未満)の方は、基礎文法が身についていないケースが多いからです。
「基礎文法を身につけて、現在はTOEICの問題を解いています」というケースで点数が上がっているのであれば問題ないです。
しかし、「基礎文法を身につけず、いきなりTOEICの問題集で問題を解いています」というケースは点数が上がっていない人がほとんどだと思います。
もし伸びているとしても、10点~50点よくて100点ぐらいだと思われます。
そこからは、伸び悩みが来ると思います。
私はこの3冊とも使ったことがあります。
そしてお勧めする使い方は、①、②をメインで使用し分からないところを③で解決するという使い方をお勧めします。
③は分厚い本ですので、私は見た瞬間に「ムリだ」って思いました。
全然平気だよという人は、最初から③でもいいと思います。
①、②の本に関しては、①の本が少し厚く、②の本が普通といったところです。
私は、①、②の教材で基礎文法をほぼ完成させました。
紹介した教材の勉強法

受けてみよう!TOEICBridgeテスト完全模試3回分
この本の勉強の仕方ですが、特にありません。
というのは、私はこの本のために何か特別な対策はしなかったからです。
先程紹介した、①中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。②新TOEICテスト英文法をはじめからていねいにの2冊で勉強していて、それが結果的に点数を上げる勉強につながっていました。
①中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。
この本に書いてある基礎文法事項は必ず暗記したほうが良いです。
今後のTOEIC点数の伸びに影響します。
私であれば、2周しました。
2周し終えたあとパラパラ見て、覚えていなかった箇所は、もう一度だけ復習しました。
そして、本に書いてある重要なことをノートにまとめて、復習の時にもう一度見るということをしていました。
予習<<<復習を心がけて勉強してください。
英語が大の苦手な友人もこの本は解説が丁寧なのでわかりやすいと言っていました。
②新TOEICテスト英文法をはじめからていねいに
この本に書いてあることも、必ず暗記したほうが良いです。
今後の点数の伸びに影響します。
私であれば、2周しました。
そして、この本でも分からないところは、Google先生に聞いたり、調べたりしました。
分からないところが出てきた時に、あいまいにして次に進むのはNGです。
必ず立ち止まり解決してから進むようにしてください。
「なぜ?こうなるの?こうじゃないの?」ということを私は当時疑問を持つことが多かったです。
それをひとつひとつ解決したからこそ、基礎文法が身に付いたと思っています。
この本に書いてあることもノートにまとめ、復習メインで文法事項を覚えました。
私が教えている方もこの教材を使って勉強されている方がいます。
その方もだいぶ文法事項が抜けていました。
文法事項に不安がある方は、是非一度見てみてください。
まとめ
TOEICBridgeテスト対策は必要ないです。
英語が苦手な人やTOEIC初心者はまずは、基礎文法から取り組みましょう。
その勉強が結果的にTOEICBridgeテスト対策になっています。
基礎文法を身につけてから、問題集に移行しましょう。
まずは、TOEICBridgeテスト150点を目指して頑張りましょう!
以上です。