・TOEICの点数を取得されている就活を控えた大学生
・就活のためにTOEICの勉強をされている方
この記事を読んでわかること
・私が実際に行ったTOEIC就活について知ることができます。
・TOEICが実際にどのような評価をされるのかを知ることができます。
こんにちは!
2016年3月から6月半ばまで就活をしていたてつやです。
TOEICの点数を現在取得されていて、これから就活を控えている方へ
「TOEICって実際にどのくらい役に立つの?」
「どのようにアピールしたの?」
「実際の就活の結果は?」
という事を、私の経験の範囲ではありますがお伝えしていきます。

就活を経験してはっきりとわかったことがあります。
正直に申し上げると、TOEICの点数を取得しているから100%受かるということはないと考えます。
やはり、「学歴」や「コミュニケーション能力」「主体性」等も判断材料になるためです。
しかし、だからといって「有利」に働かないのか?と言われればそうでもないと思います。
この記事を最後まで読み進めていただきますと、私がこのように思う理由が分かっていただけると思います。
就職活動でTOEICの点数を使う方へ

私自身、履歴書・エントリーシートでは、「TOEICの点数を書く項目」があり、点数を記入しました。
面接(個人面接・集団面接)では、「TOEICの点数を聞かれた」という経験があります。
私の就職活動を振り返り、改めて感じた事は、「TOEICの点数自体の評価<<TOEICの点数を取るまでのプロセスの評価」だと感じました。
私がこのように考えた理由は、私の下記の就職活動においての経験からです。

実際の私のTOEIC就活

ここでは、実際の私の就活失敗例と成功例を挙げます。
これから、就活されるみなさんのお役に立てれば幸いです。
面接で落ちた原因

まず、実際に私が落ちたケースから見てみます。
人生初めての集団面接で、人事の方から「大学でがんばってきたことを教えてください」と聞かれました。
みなさんも、必ず一回は面接で聞かれることだと思います。
周りの方は、「サークルやバイト」の事を言っていて、私だけ「TOEIC」という学問の事を言ったので、正直1次面接は受かったなと思いました。
しかし、残念ながら落ちました。
原因は、「人事の方に自慢したから」だと考えます。
つまり、中身(プロセス)が何もなかったのです。
私の人生初めての面接は、失敗という最悪なスタートでした。
次の会社も一次面接で落ちました。
この時は、面接で聞かれた内容はあまり変わらなかったのですが、
落ちた原因が何か分からなかったため、対策していませんでした。
これは、ダメだと思い、大学の就職課へ相談しに行きました。
当時の私の考えは、「TOEICなんかあっても、Fランに近い私が、大企業なんて無理な話なんだ・・・」「もっと、企業のレベルを落とさなければ・・・」という、ネガティブ思考でした。

今思いますが、ネガティブ思考になるのは当たり前だったなと思います。
失礼な話にはなりますが、1社目・2社目と落ちた会社は、あまり有名な企業ではありませんでした。
なので、その企業よりさらに有名な会社を受けて受かるという思考には私はなりませんでした。
しかし、就職課の答えは違っていました。
「後悔しないために、上を目指せ」でした。
そして、落ちた原因を就職課の方と考えたところ、「自分にはTOEICしかないと思われた可能性がある」という結論に至りました。
というのは、TOEICの点数を取るまでのプロセスはあまり話さず、企業から出されたエントリーシートの「自己PR」「志望動機」の欄全てにTOEICの事を書いていたこと、(志望動機であれば、今までに身に着けた英語力を活かし、将来海外で働くことです。など)「1年でTOEIC415点上げましたよ。(ドヤ)」みたいに自慢していたことです。
これらが、原因で「こいつはTOEICしかない」と思われた可能性があると考えました。
私は、ここまでで3社エントリーシート・一次面接で落ちています。(エントリーシートで1社、一次面接で2社)
これが、私がエントリーシート・面接で失敗した原因になります。
次に、それをふまえた就活(成功編)をお伝えします。
面接で受かった理由

私は、就職課からの助言通りに大企業の夢を諦めませんでした。
そして、TOEIC以外のアドバイスも、就職課からいただき、新たに受けた企業の面接に望みました。

アドバイスの内容は、私は物静かなタイプで声が小さいため、大きな声ではっきりと言ったほうが良いということでした。
そして、入退室で行う「失礼します」の動作をもっと素早く行うことでした。(例えるならば警察官のようなお辞儀)
まず、1社目が面接が全部で3回(筆記試験を含めると4回)ありました。
この頃には、面接にも慣れてきてきました。
そして、面接でも聞かれることが大体似ていて最初と比べうまくしゃべれるようになりました。
1社目の一次面接(集団面接)は、案の定「大学で頑張ってきたことを教えてください」と聞かれました。
「私は、これまで○○という勉強をしていました、しかし○○という壁にぶつかりました。
原因が○○であると推測し○○という改善を行いました。そして~」といった形で面接官にお伝えしました。(PDCAサイクルを利用した伝え方)
その他、声の大きさ(周りの方よりも倍ぐらい大きい)も元気よくしました。
結果、1次面接に受かりました。
そのまま、2社目、3社目、4社目、5社目
全て一次面接(3社面接:1社筆記試験)を突破し、2社目・3社目がまず最終面接まで進みました。
最終面接で2社目が受かり、両親も非常に驚いていました。
私自身も非常に満足していましたが、私が一番希望していた3社目も内定をもらう事ができ、結果3社目に行く事にしました。
4社、5社は途中で選考辞退しました。
原因を改善した後、私は1社も落ちることはなくなりました。
結果からみると、非常に満足した就活になりました。
改めて思うのが、TOEICの勉強をしていなかったら大企業には受からなかったと断言できます。
そして、何より諦めずに受け続けたことです。
落ちた事を反省し、そこから改善していったことがかなり重要だったなと改めて思いました。
これから就活のためにTOEICを勉強される方へ

現在TOEICを勉強されている大学生の方へ
TOEIC公式サイトに載っている「社員に期待するTOEICスコア」は平均600点でした。
TOEICの点数をアピールポイントで使うのであれば、最低600点以上は欲しいですね。
現在TOEIC初心者(500点未満)の方で、「TOEICの勉強って何から初めていいか分からない。。」という方は、是非こちらにTOEIC初心者の勉強法についてまとめた記事があります。

それは、TOEICの勉強をされてきて、点数を取得された方(これから取得する方)、自分の大学生活を犠牲にして取り組んだTOEICの勉強(努力)は必ず評価されます。
そして、TOEICを勉強したことが就活での話のネタになります。
これらのことは実際に実感しています。
これから是非TOEICの勉強をがんばってください!
まとめ
就活を振り返り、個人的に考えたのが「TOEICの点数自体の評価<<TOEIC点数取得までのプロセスを評価」だと感じました。
それと、あくまでTOEICは採用の判断材料の一部であるという事だと私は考えます。
TOEICを生かすも殺すも、自分次第だと今回の就活で分かりました。
それと、どの企業も「努力した事」に対しては確実に評価してくれます。
自信をもって、自分のやってきたことを伝えましょう。(伝え方はもちろん大事です)
これは、かなり重要ですが新卒カードは人生に一度しか手に入れることはできません。
新卒カードを有効に使う事ができて、私は非常に満足した就活になりました。
なので、これから就活を控えている方は、後悔しない大学生活を送ってください。
以上です。
・大学:偏差値40台前半私立理系大学学部生
・TOEICの点数:755点
・アピールポイント:1年間で340点→755点まで向上したこと
・バイト経験:あり
・サークル:入っていません。ボランティア:在学中にしたことありません。(献血ぐらいです)
読み進めていく上で参考にしていただければと思います。