TOEICの点数を大幅に伸ばすためには英語脳が鍵?

TOEICの点数を大幅に伸ばすためには英語脳を作るべし

 

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対象の方
TOEICの点数を大幅に上げたい方。
TOEIC600点以上を目指している方。

 

 

英語脳とは何か?

そしてなぜ必要なのかをここでは考えてみたいと思います。

 

 

英語学習をされている方であれば、英語脳について聞いたことがあると思います。

もしくは英語脳について知らなかった人は是非この記事を読んで英語脳について知ってもらいたいです。

 

 

私も英語脳というのは高校生まで聞いたことがありませんでした。

大学生になって6週間の海外留学に行ったときに初めて聞きました。

 

 

私がここまで勉強してきて分かったことは、TOEICの点数を大幅に上げるためやTOEIC600点以上を取ろうと思ったら、「英語脳」が必要になると分かりました。

そしてなぜ必要なのかと言いますと、英語を英語のまま訳すことができるということができれば、リスニングやリーディングの伸びに繋がるからです。

 

 

私もTOEIC満点の方から見たら、「英語脳」ができていないと言われると思います。

しかし、「英語脳」に近づいているとは思います。

英語脳に近づいているとはどいういう事かと言いますと、全ての文章を英語を英語のまま理解することはできませんが、今までの音読学習やリスニング学習で覚えた文章であれば、英語を英語のまま理解することができます。

この記事の内容を最後までみていただけると分かって下さると思います。

 

 

ここからもっと細かく見てみましょう。

 

 

英語脳とは?

 

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私が聞いた事や勉強してきて定義づけるなら「英語を英語のまま訳すことができるようになること(近づけること)」です。

もちろん、全ての英文を英語を英語のまま訳すことというのは不可能だと思いますから、徐々にこのような状態に近づけることだと考えます。

 

 

例えば、「Hello」と言われたときにあなたは頭の中で「こんにちは」と訳しますか?

もしくは、「Thank you」と言われたときに、頭の中で「ありがとうございます」と訳しますか?

 

 

多分、訳さない人が多いのではないでしょうか。

 

 

「Hello」は「Hello」でしょ。

「Thank you」は「Thank you」でしょ。

という感じです。

 

 

あいまいな伝え方で申し訳ないですか、「英語脳」とはこんな感じです。

 

 

「英語脳」ができている(近づいている)おかげで、あなたは「Hello」と言われたときに、相手にすぐ「Hello」と答えることができるのです。(反射的に返せるレベルだと思います)

「英語脳」ができている(近づいている)おかげで、あなたは「Thank you」と言われたときに、「Your welcome」と答えることができるのです。

 

 

このようにリスニングで聞いた事を英語→英語のまま訳すことができるようになれば、リスニングでは意味が取れる量が増えますしリーディングの長文で速く読むことができます。

 

 

 

英語を英語のまま訳すってどうやったらそうなるの?

 

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私の場合、リスニングや音読学習で出会ったフレーズを何回もリスニング・音読したことによって、そのフレーズを暗唱できるレベルまでになったことです。

フレーズの量が増えれば増えるほど、実際のTOEICで出たときに英語訳が不要になるのです。

 

 

フレーズごとに単語を覚えている(暗唱できる)とはどういうことかの説明をします。

例えば、「I appreciate the tips you provided for maintaining the garden.」のような文章は頻繁にTOEICで見かけます。

 

 

私は、何回もリスニングや音読をしてこの文章を暗唱できるレベルまでに仕上げます。

ここでフレーズは、「I appreciate the tips you provided」「for maintaining the garden」です。

 

 

もし、このフレーズ(できれば文章)を暗唱できるレベルになれば、いざTOEICで似たような文章が出たときにも対応できます。

例、「We appreciated invitation you sent me 」とリスニングで流れてきた時に、「I appreciate the tips you provided」という文章を覚えていたら(暗唱できていたら)このような文章が流れてきても、応用が利きます。

 

 

そして一度聞いた事のあるような文章なので、英語→英語のまま訳すことができます。

それか、多少日本語訳は挟むものの、訳すまでにかかる時間は短縮されているはずです。

 

 

もしこれからTOEICの勉強をされる方は、一度見た文章をそのままにしないで、暗唱できるレベルまでに覚えてみてください。

このように暗唱できる文章がコツコツ積み重なってきますと、TOEICでも力が発揮できると思います。

 

 

しかし、前提条件があると考えます。

それは、基礎文法できていることです。

 

 

基礎文法ができていない状態で、暗唱できるレベルになっても効果は薄いと考えられます。

なぜなら、応用が利かなくなるからです。

 

 

基礎文法ができていない状態ですと、先ほどの文章の「We appreciated invitation you sent me 」の「you sent me 」の意味が取れないという状態になり、そこで日本語訳に直すまでに時間がかかってしまうからです。

なので、まず基礎文法ができている状態でないと、暗唱しても効果は薄いと考えます。

 

 

事実、TOEIC上級者の方で基礎文法ができていないという方はいないと思います。

私も留学した際に、TOEIC上級者の方に何人も会ってきましたが、基礎文法ができていないという方はいませんでした。

なのでまずは基礎文法ができていない方は基礎文法に取り組むべきだと考えます。

 

 

英語脳の必要性

 

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私は、TOEICPart3、Part4、Part7で特に英語脳の必要性を感じました。

私が挙げたパートは全て長文が絡んでいるパートばかりです。

 

 

特にリスニングは、たった一度きりの文章を速いスピードで流れてきます。

「返り読み」のようなことをやっている暇はありません。

そして、日本語訳に直すまでに時間がかかってはいけません。

 

 

頭から次々に意味を取ることができなければ、長文であるPart3、Part4のリスニングを最後まで正確に聞き取ることはできません。

頭から次々に意味を取るとはどういうことか説明します。

 

 

例えば、「I appreciate the tips you provided」という文章でしたら、「I 私は appreciate 感謝する the tips ヒントに you あなたが provided与えてくれた(伝えてくれた)」というように意味を頭から徐々にとっていくことです。

 

 

頭から意味を取るために、私はフレーズ(文章)で覚えていくという訓練がいいと考えます。

例えば、「There is one problem」という短い文章があったとします。

 

 

この文章を暗唱できるレベルまで覚えて、実際のTOEIC本番で「We have one problem.」という文章が出てきたとします。

既に「There is one problem」を暗唱できている状態であれば、「We have one problem」という文章が流れてきても意味がスッと入ってくると思います。

 

 

そしてその時の状態は英語を英語のまま訳すことができる状態になっているか、もしくは英語から日本への変換の処理時間がかなり短くなっているはずです。

 

 

また英語脳はリーディングパートにも必要になってきます。

TOEICは時間との勝負です。

Part7の1問にかけられる時間は決まっています。

つまり、速くかつ正確に文章を読むことができなければ、点数が伸びることはないでしょう。

 

 

ここでも活躍するのが英語脳です。

先ほどもお伝えした通り、「There is one problem」という文章を暗唱できていれば、Part7で「We have one problem」という文章を見たときに、英語→英語もしくは英語→日本語に訳すまでの時間がかなり短縮されているので、その分読むのも速くなります。

このように、フレーズで暗唱できる量が増えれば増えるほど読むスピードやリスニングを聞ける量というのは増えると考えます。

 

 

まとめ

 

 

英語脳の必要性を分かっていただけたでしょうか。

私は英語脳に近づくためには、毎日の音読・リスニング学習をして、文章を暗唱できるレベルまでに仕上げるという事が大事だと考えます。

そして、頭から意味を取れるという事も大事になってくると考えます。

 

 

もし、TOEIC公式問題集などで出てきた文章をただ問題を解いているだけで覚えたことなどないという人は、是非何回も音読・リスニングをして文章丸ごと暗唱できる状態までトレーニングしてみてください。

かなり時間はかかると思いますが、効果は実感して頂けると思います。

先ほどもお伝えした通り、前提条件として基礎文法ができていることが条件です。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

以上です。