TOEICの問題集・参考書を点数別に振り分けました
対象の人:TOEIC500点~600点の方で、教材選びに迷っていてかつ点数を確実に100点伸ばしたい方
投稿日:12/07


有名な問題集・参考書のレベルを解析&解説
参考書・問題集には、その人に合ったレベル(点数)の参考書・問題集というものがあります。
その教材が自分のレベル(点数)に合っているかも知らずに、「ただ有名だから・ランキングで上位だから」と言って購入する人が非常に多いのではないでしょうか。
自分に合ったレベルの参考書を使用する事が、TOEICの点数を上げる一番の近道です。
下記に有名な教材のレベルを記します。
もし、これから下記に紹介する教材の中で自分のレベル(点数)に合っていない教材を使用しているのであれば、今すぐ教材を変更する事をお勧めします。
では早速見ていきましょう。
①TOEIC公式問題集 新形式対応問題編
これは、TOEIC受験者であれば、言うまでもなく誰でもが使うであろう教材ですね。
レベル:TOEIC600点以上から使用するべきです。(私はTOEIC700点到達してから使いました)
内容:本番のTOEIC公式テストと似た内容の問題が載っています。解説付きです。
TOEIC公式問題集などの問題集の使い方を間違えている方が多いです。
どのような間違え方かといいますと、復習を全くしない取り組み方です。
2時間測って第1回を解く→答え合わせ→第2回を解く→といった勉強法をしている方は多いのですが、間違えています。
正直に申しまして、勉強時間の2時間はまったく意味のない2時間です。
じゃあどうすればいいの?となるのでこちらの記事にTOEIC公式問題集の取り組み方が載っていますので、参考に取り組んでみてください。
②公式 TOEIC Listening & Reading 問題集1
この本も2016年5/29日から新形式問題になり、使用されている人が多いのではないでしょうか。
レベル:TOEIC600点以上から取り組むべき教材です。
内容:TOEIC公式テスト本番と同じような問題が載っています。問題だけでなく、解説もついています。
①・②の問題集がなぜTOEIC600点以上なのかという理由は、TOEIC600点未満は確実に文法が抜けている箇所があります。
600点未満の状態で、この教材を使い勉強してもリスニングの伸びやリーディングの伸びが遅いからです。(効率が悪い)
ちなみに、余談になりますが私はTOEIC600点以下の人の教材に問題集は必要ないと思っております。
理由は、問題集で問題を解くよりも、「英語力」を鍛えたほうが伸びが早いからです。
現に、今私のサポートに申し込んで下さっているTOEIC初心者の方全員、問題集を使って勉強されていません。(そういう指示を私が出しました)
私のカリキュラムは、「英語力」を伸ばすことができるカリキュラムなので、問題集は要りません。
③新TOEICテスト出る単特急金のフレーズ
TEX加藤さんが出版された教材です。
この本もかなりのTOEIC受験者が使用している有名な教材です。
レベル:TOEIC500~600点から取り組むべき単語帳です。
内容:TOEICで頻出の単語が載っています。
TOEICをほぼ毎回受験されている方だけあって、TOEICを熟知しています。
なので、出る単特急に出てくる単語はTOEICの試験にも出てきます。
ちなみに私は、この本は使用しませんでした。
なぜなら、単語だけ載っている本は私の勉強法では効率が悪いと考えているからです。
私であれば、文章+単語が載っている本を使用し、「音読学習」「リスニング学習」を取り入れることで、「単語」だけでなく同時に「リスニング」「リーディング」を鍛えることができ、その方がはるかに効率がいいと考えているからです。
④1駅1台新TOEICテスト文法特急
レベル:TOEIC500点以上から取り組む教材です。
内容:TOEICPart5・Part6で頻出の文法問題が載っています。
私も、この本を購入し使っていた時がありました。
その時の点数がTOEIC570点でした。
570点でなんとかこの本に書かれている文章の内容が読めるレベルでした。
この本に書いてある、文法は実際にTOEICPart5・6で出てきました。
ですが、私はこの本との相性が悪かったので、後に紹介する中村澄子さんが出版されている、千本ノックシリーズを使用しました。
これから文法対策をしようと思われているTOEIC500点~600点以上の人にはお勧めする教材です。
⑤TOEIC(R)テスト 究極のゼミ (Part7)(TOEICテスト 究極シリーズ)
この本は、ヒロ前田さんが出版されているPart別に対策ができる本です。
レベル:500点~600点以上から取り組む教材です。
内容:TOEICPart7の問題の解き方が載っています。なぜこの答えが間違えでこっちの答えがあっているのかという事も細かく書いてくれているので、理解しやすい本です。
私も、この本を使用して勉強していた時が少しありました。
「解き方」に関しては、私は必要ないと考えています。
「解き方」<<<「英語力」で文章が読めるかどうかが決まります。
私は、この教材は自分に合っていなかったため、途中で使うのを止めました。
この教材はとても有名でランキングでも上位に入る参考書なので、この教材を使い点数が上がっている方が多いというのも事実です。
一度自分で買ってみて相性が合うかどうか判断するのも良いと思います。
注意点は、TOEIC500点~TOEIC600点以上の人が取り組むことができる教材という事です。
TOEIC500点未満の人は、Part7の文章が難しいと感じ、全く読めないのでこの参考書に取り組むのは早すぎます。
⑥TOEIC(R)テスト 究極のゼミ (Part5・Part6)(TOEICテスト 究極シリーズ)
この本は、ヒロ前田さんが出版されているPart別に対策ができる本です。
レベル:TOEIC500点以上から取り組む教材です。
内容:TOEICPart5・Part6の頻出文法問題が載っています。「問題の解き方」も載っています。この本も⑤と同様に、解説がかなり詳しく載っていますので、理解しやすい本です。
私も、この本を使用していた時期が一時期ありました。
Part5・Part6に関しては、1問あたり20秒以内で解かなければいけないため、「解き方」が重要になってきます。
ですが、先程と同様に、相性が合わなかったため、教材を切り替えました。
ここでも重要なのはやはり、「英語力」です。Part5・Part6は、「基礎文法」が重要になってきます。
⑦新TOEICTEST中村澄子の千本ノック!速攻レッスン1(千本ノックシリーズ)
この本は、TOEICを毎回受験されている中村澄子さんが出版されている本です。
レベル:TOEIC500点~TOEIC600点以上から取り組む教材
内容:TOEICPart5・Part6に頻出の文法問題が出ます。現在もTOEICを毎回受験されている方ですので、Part5・Part6の問題を熟知しています。取り組み方も載っていますので、非常にありがたい教材です。また、解説も詳しく載っていますので疑問点が解決できます。
私もこの教材を使って勉強していました。
やはり、取り組み方が載っている教材は非常に使いやすいです。
この教材は、私と相性が合っていたため千本ノックシリーズは愛用させていただいています。
載っている文章の内容が難しいため、TOEIC500点未満(リーディング200点未満)の人には難しいと思われます。
なので、私はTOEIC500点未満・リーディング200点未満の人にはお勧めしません。
⑧一億人の英文法—すべての日本人に贈る「話すための」英文法(東進ブックス)
レベル:TOEIC400点未満の人が取り組むべき教材です。
内容:基礎文法~応用文法まで全て載っています。解説も分かりやすく、分からない文法を調べる文法書として一冊持っておくのは良いと思います。
私も、一冊持っています。
私のTOEIC始めの頃(TOEIC340点)の使用用途は、1から文法をやり直すために別の教材と併用して勉強していました。
現在(755点)の使用用途は分からない文法事項を調べるときに使用しています。
以上が有名な参考書・教材の取り組むレベルです。
まとめ
ここに載っていない教材で、現在使用している教材が自分に合っているかどうか分からない人は、私にお問い合わせからメールして質問してください♪
お待ちしております!
以上です。