TOEIC留学した私だからこそ分かる失敗する人の留学

TOEIC留学で失敗する人が多い

 

 

留学から帰ってきて、TOEICを受験したが全く点数が伸びていないというケースが多いです。

答えははっきりしています。

厳しいことを言いますが、「留学」ではなく「遊学」していたのです。

つまり、留学先で遊んでいたのです。

 

 

私は、たった6週間ですが留学していました。

私の留学先は、カリキュラム・勉強する環境が整っている非常に素晴らしい語学学校でした。

私は、1日平均10時間(毎週日曜日はお休み)勉強していました。私だけでなく、他の生徒も全員10時間以上は毎日していました。

1日10時間×1週間(6日)(毎週日曜日はお休み)×6週間=総勉強時間350時間(最後の週は観光したり、遊んだりしたので360時間ではないです)

 

 

6週間の留学費用はチケット代・授業料全て込みで約40万円でしたが、結果的に得たものを考えれば「安すぎる」と断言できます。

帰国後も私は「どのように勉強すれば点数が上がるのか」を分かっていたので、それ通りに勉強したら1年後に755点取得する事が出来ました。

 

 

「どのように勉強すれば点数が上がるのか」というのを、私は今までの英語学習で知りませんでした。

なので、高校時代の英語学習(センター試験)は失敗しました。(1年間勉強して、58点/200点→102点/200点)

今だから分かりますが、あの当時に今の勉強法が出来ていれば、センター試験でも最低180点以上は取れたと思います。

 

 

私が言いたいのは、「本気」でTOEICの点数を伸ばすための「留学」なら、毎日遊ぶ暇なんかありません。

ひたすら勉強してください。

私は、留学先で半径5km以内しか移動した事ありません。(最後の週は遠出しましたが)

コンビニでお菓子を買ったり、ジュースを買い、戻って即勉強でした。

 

 

「留学すれば、英語を話せるようになって帰ってくる」なんてことはあり得ません。

※1年以上滞在するのであれば、話は別ですが。

特に、短期留学ならなおさらです。

勉強しないと、帰国後にTOEICを受験しても満足のいく結果は得られないのは間違いないです。

 

 

それと、私の留学先では、1日たった3時間しか授業をしませんでした。

私は1日平均10時間勉強していたので、残りの7時間は全て授業の復習や毎日取り組んでいる教材の予習・復習をしていました。

そして、主に全ての勉強が復習中心で勉強していました。

 

 

英語学習は、復習中心で取り組むことが結果的に、点数を大幅に伸ばすための近道になります。

現在、英語学習・TOEICを勉強していて、点数が伸びていない人は、予習中心で勉強されている方が多いのではないでしょうか。

まずは、そこから改めた方がいいと私ならアドバイスします。

1日3時間勉強されているのであれば、1時間:予習/2時間:復習というくらい復習に重点を置くべきです。

 

 

とここまでで何が言いたいのかと言いますと、留学しても本気で勉強してくださいということです。

本気で勉強しないと、日本で勉強されている方よりもTOEICの点数が低いということになります。

 

 

留学失敗例

 

 

私の高校時代の友人の話をします。

友人A(ここではAとします)のスペックは、国公立理系大学出身で頭がよく、しかし英語に関しては高校時代、私と同じくらい苦手でした。

Aは大学3年生の時、4週間留学に行っていました。(私も大学3年生の2/8日から6週間留学していたので、Aと似ています)

 

 

帰国後、Aに会う機会があり、話をしました。

そこで私は、びっくりしました。

私の留学とAの留学は全く違っていたのです。

 

私の留学は、「バリバリ勉強していた」のに対して、Aの留学は「授業が終わり次第遊んでいた」という事だったのです。

私は、Aの話を聞いていて、これから確実に失敗するなと思いました。

案の定1年後にたまたま会い、私はTOEICの点数を聞かれました。

私「755点だよ」という答えに対して、彼は「え?お前そんな天才だったっけ」と言われました。

 

 

Aの点数については、私は聞いていないのですが、反応からおそらくTOEIC300点~400点ぐらいではないでしょうか。

全く伸びていないと思います。というか伸びるはずありません。

 

Aは留学すれば、TOEICが伸びる(英語が喋れるようになる)と勘違いしていました。

TOEICの点数を上げたいのであれば、後悔・失敗しないために、留学先でも必ず勉強しましょう。

 

 

以上がAの失敗例になります。

 

 

留学先を選ぶポイント

 

 

①実績を見る

ここで重要なのは、一部の方の実績ではないです。

できるだけ多くの方(出来れば全員)の実績を公開している学校を選びましょう。

 

 

一部の方の実績だけ挙げて、「〇〇〇点→〇〇〇点伸びました!」と言われても、その人だけが点数が上がっていて、他の方が点数が上がっていないのでは意味がないからです。

何が言いたいかと言いますと、私のような頭の悪い人の点数が上がっていなくて、元々頭のいい人だけの点数が上がっているのは実績とは呼べないという事です。

一部の方だけの点数が伸びているのではなくて、全体的に点数が伸びている学校を選びましょう。

 

 

②勉強できる環境かどうかをチェックする

例えば、その学校の生徒が平均どれくらい勉強しているのかを見たりすることです。

ちなみに私の留学先は、私だけじゃなく私の学校の方全員の平均勉強時間が10時間以上でした。

 

 

朝5時から起きて勉強する生徒も多かったですし、どの時間帯でも周りを見渡せば皆勉強しているという環境です。

自分は、怠け者タイプだったのですが、こんな環境に飛び込めばいやでも勉強するようになりました。

勉強できる環境は非常に重要です。

 

 

本気で点数を上げるための留学先のポイントは以上です。

 

 

まとめ

 

 

正直に申しまして、「遊学」している方は、点数が伸びません。

日本にいて必死に勉強されている人のほうがよっぽどTOEICの点数は伸びるでしょう。

留学で成功するか成功しないかは、自分次第です。

 

以上です。